投資狂日記

自由を追求するブログ

投資における弱点

先週はNHKで首都直下型地震についての番組を放送していた。今後30年以内に首都直下型地震が起きる確率は70%ということで、確率的にはかなり高いといっていい。

 

実際に東京で巨大地震が発生したならば経済的にも大打撃を受け、当然株価は暴落するはずだ。となると現在の私の保有株はすべて日本株で構成されているので、その影響をもろに被ることになる。株価が暴落するとしても、その企業自体が消滅するわけではないから悲観一色になる必要もないのだが、保有株が日本株のみであることが弱点なのは確かだ。

これは以前から意識していて、それをカバーするための試行錯誤をしてきた。今のところ株式では日本株しか保有していないが、株式以外だと金とプラチナに積立投資している。これはインフレへの最低限の備えでもあり、投資規模としても小さいものだからあまり期待できない。

また暴落時にはボラティリティーが跳ね上がるので、それに目をつけオプション取引や日経平均VI先物なども試した。だがこれらを日常的に行おうとすると、巨大地震のような突発事象が起きた時に大きな収益となるが、それが起きるまでの間は資金の目減りに耐えなければならない。これは保険の代わりにもなるが、想像以上に難易度が高いのだ。

 

やはり日本株のみならず海外株へと目を向けるべきなのだろう。だがそうなると日本株と同じような企業分析は難しい。すると選択肢としてはやはりETFか。

 

こうした弱点には早く対応しておかないと思うのだがなかなか動けないものだ。だが弱点に気付かないでいることはもっと怖い。