ついにと言うべきか、やっとと言うべきか、このブログの投稿記事数がこの記事で1,000個目となる。
ブログ記事数で1,000個という数字はどうなのだろう。
プロ野球では2,000本安打すると一流選手の仲間入りとなるが、そう考えると1,000個ではまだまだだという気もする。一方で、ブログの更新を続けられる人は意外と少ないのも確かだ。
ただ、投稿数を目標にしているわけでもない。
かといってアクセス数を気にしているわけでもない。アクセス数は雀の涙程度だし、そもそもアクセスを増やそうとしていない。広告も貼っているけど、その広告収入なんてほぼないに等しい。
ブログを書く理由は人それぞれだろう。
当初は広告収入が得られればいいなとは思っていたが、それは非常に高いハードルだと悟ってからはどうでもよくなっていた。アクセスを増やそうとすればいずれ自分の書きたいことは書けなくなるし、そもそも人に注目されることはあまり好きではない。
広告収入もなく、アクセス数もないのにブログを続ける理由はなんなのか。
このブログで以前に言及したことがあるが、古代ローマの五賢帝の一人であるマルクス・アウレリウスの記した「自省録」という書物がある。マルクス・アウレリウスが皇帝という責務を果たしながら内省したことを書き記したものだ。この「自省録」には遠く及ばないが、このブログもかくありたいと思っている。
自分の思ったこと、考えたことをただただ記していく。
「自省録」は誰かに読まれるために書かれたものではない。それにもかかわらず、それを読んだ人々に深い感銘を与え、今でも読み継がれている。
このブログもアクセス数など全く気にせずに書いている。このスタイルは続けていきたい。それがどういうところに到達するのかわからないけど、自分なりの「自省録」でありたいと思っている。