今回はマークラインズ(3901)をチェック。
自動車産業に特化したオンライン情報サービスを提供している。完成車メーカーのみならず部品・材料メーカーに利用され、契約社数は3,000社を超える。情報プラットフォーム事業を中核としてコンサルティングや人材紹介、プロモーション広告なども手掛けている。
やはり情報プラットフォーム事業は強い。しかも自動車産業に特化しているので契約数が増えれば増えるほど他者の参入は容易ではなくなる。契約企業数の月次推移を毎月公表しているが、新型コロナによる影響は見当たらず着実に契約数を増やしている。
売上、利益ともに成長しており利益率も高い。ROEも約26%と高水準で自己資本比率は70%を超えており財務内容はかなりいい。総資産のうちキャッシュが大部分を占めており身軽だ。配当利回りは高くないが、配当は増加傾向にあり長期的には魅力的に映る。
株価は新型コロナの影響で一時下げたが、その後回復し以前の水準に戻っている。自動車産業はこれから大きく変化することが予想されるが、そんな状況のなかで情報プラットフォームを築いていることはかなり有利なポジションにいると考えられる。
【独断と偏見による現時点での評価(5段階)】
成長性 ☆☆☆☆☆
割安性 ☆☆
財務健全性 ☆☆☆☆☆
投資魅力度 ☆☆☆☆
※あくまで個人的な見解であり、投資を推奨するものではありません。この記事により損失が生じたとしても責任は負いません。投資は自己責任でお願いいたします。