投資狂日記

自由を追求するブログ

「正しい」について

ブログを書いていたりするとどうしても文章の表現を考えてしまう。そういう中で、意識的に注意して使う言葉がある。その一つが「正しい」という言葉だ。

 

「1+1=2」は「正しい」ということなら別に問題ない。だが、「株式投資の正しい方法は〇〇だ。」というような使い方は避ける。

株式投資には様々な方法があって、それぞれ長所や短所があり、個人の好みもある。唯一絶対の「正しい」方法などない。私は個別株を自分なりの基準で選んで長期的に保有する方法をとっているが、それが自分に合っているだけであって、「正しい」などとは思っていない。

 

だから自分がしていることが「正しい」かどうかわからないし、他人の方法が間違っていると一方的に思うこともない。だが、他人が「正しさ」を前面に出して押し付けてくるような場合には警戒心が沸き上がる。

 

こうしたことは株式投資をすることで自然と身に着いたのかもしれない。株式市場で株を買おうとするとき、取引が成立するためには売り手がいなければならない。自分が買おうと思っているときに、全く正反対に売ろうとしている相手がいる。自分とは違う考えで行動している相手がいて、その意図はどういうことなのか考えてしまう。

そして株式市場で成立する株価も「正しい」とは限らない。

だからこそそこに収益機会が存在する。

ただこれは私の考えであって、それが「正しい」かどうかはわからない。