投資狂日記

自由を追求するブログ

ロゼッタ株を追加取得

 今日、ロゼッタ株を200株追加取得した。これで保有株数は1,000株になった。

ロゼッタ株を買い増ししたのは今後の業績拡大を見越してのことではあるのだが、それ以上に新たに掲げられたミッションをホームページで見たからだ。

 

ロゼッタの企業ミッションは、

「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」

というものだった。このミッションを果たすべく、自動翻訳事業を行ってきてその成果が出てきている。このミッションはまだ残っているが、さらなる先を目指して新たなミッションが加えられた。

投資したい企業のホームページは必ずチェックするのだが、ロゼッタのホームページは断トツで熱いものを感じさせてくれる。

 

ロゼッタの新たなミッションは「人類を場所・時間・言語・物理的な制約から解放する」という壮大なもので、具体的に以下の4つが掲げられている。

第1「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」

第2「人類を単純作業の苦役的労働から解放する」

第3「人類を身体機能の限界から解放する」

第4「人類を物質世界から解放する」

 

第1のミッションはこれまでどおりだ。第2のミッションは、『生活するために人生の大半の時間を犠牲にして単純作業の辛い労働を嫌々行うという、将来から見れば「バカげた非人間的な時代」を終わらせる』としてAI RPA事業を行う。第3のミッションは別名「人類補完計画」と称し、視力の補完・知力の補完・記憶の補完をスマートグラスで実現するという。そして第4のミッションはちょっとSF的で、映画「マトリックス」のような世界を作るという。ただ、人間を養分にして発電するとかではなく、あくまでも人間の幸せのためのマトリックスだという。

 

第4のミッションはさすがに究極的なのでどうかと思うが、それ以外は非常に面白い。そしてこのミッションを本気で実行しようとしているところがさらに面白い。

 

そして企業ミッションが魅力的なだけではない。企業理念として「顧客の満足」「会社の利益」「社員の幸福」を同時に満たすことを目的とし、何れかのために何れかを犠牲にするような方策は一切とらないという。コーポレートガバナンスについても、形式的な書類を充実させても本質的な組織風土が変わらなければ何の意味もないとして、実効性のあることが掲載されている。

 

私はロゼッタの株主総会に出席したことがあるが、社長の話しぶりからしてこれらのことは本当だと思っている。新型コロナが発生して株価が急落し、それまでの含み益が吹き飛んで含み損にまで転落しても株を手放さなかったのは、こうした企業の姿勢を知っていたからだ。株価はその後急回復している。

そういえばこのコロナ禍のなか発表された第1四半期決算説明資料にはこんな言葉が書かれていた。

「勝負に出ます」

 

実際に様々な企業との資本業務提携などを発表しているし、第三者割当増資で資金調達も行った。

株価の推移を見てさらに買い増しすることも視野に入れている。