投資狂日記

自由を追求するブログ

諸行無常と栄枯盛衰

先週、NHKのEテレで「100分de名著」という番組を観た。取り上げられていたのは「平家物語」。平家の栄華と没落を描いた物語で、この世の中のあらゆるものは変化してとどまらないこと、万物は常に変化して少しの間もとどまらないことが表現されている。

 

この世にあるものは常に変化しており、永久不滅のものはない。レナウンの民事再生法申請というニュースは、このことを強く意識させた。

アパレル業界は厳しい状況にある中、レナウンも例外ではなかった。中国資本による支援があったものの経営はいっこうに好転せず、新型コロナが追い打ちをかけてついに破綻した。そのレナウンは百貨店の売り場が中心だったが、その百貨店も存亡の危機にある。

かつて栄華を誇っていたものが落ちぶれていく。

 

新型コロナによって世の中が否応にもなく変化し、その変化についていけないものは衰えていく。

人は安定を求めるけれど、実は安定なんてほとんどないのだ。

 

衰えていくものもあれば、変化によって栄えるものが出てくる。

人だって、いい時もあれば悪い時もある。

 

株価も上に下に揺れ動く。人生も同じこと。

そして、揺れ動くなかでも長い目で見れば右肩上がりでありたいものだ。

株価も人生も。