米国株も日本株も上昇基調にある中、逆行しているのがJ-REITだ。今日も日本株の指数を見ても上昇しているのに対し東証REIT指数は下落している。
この下落が続いているのは日銀の金融政策正常化による利上げへの警戒感があるかららしい。たしかに金利の上昇はREITの資金調達コストを上昇させ、分配金利回りの低下を招くおそれがある。
それにしてもさすがに下げ過ぎではないのか。
現状のJ-REITの平均分配金利回りは約4.6%ぐらいで、かなり高くなってきている。また、REITのNAV倍率もほとんどの銘柄が1倍を割り込んでいることからかなり割安になっている。
たしかに金利の上昇というリスク要因はあるが、たとえ利上げがあったとしても微々たるものであろうし、それほど影響はないのではないか。そして現在は海外投資家がREITを売っているらしいが、日本株が上昇するなかでそのうちREITの割安さに着目し買いに転ずる可能性もある。
ということもあって、さっそくREITの2銘柄に投資した。今後、さらに様子を見ながらREITにシフトしようかと考えている。
高い分配金利回りに加え、将来的な投資口価格上昇によるキャピタルゲインも狙えるだろう。新NISAを活用するいい機会にもなると思っている。