投資狂日記

自由を追求するブログ

日本の強み

今年は12月になっても暖かく師走の慌ただしさを感じなかったが、今日のクリスマスを迎えて一気に年末感が漂い始めた。子供たちの通う学校も今日が終業式となる。年末は家族で人気アニメ映画「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」を観に行くことにしている。

 

私はもともとアニメには関心が薄かった。だが、ここ数年はそれも変化している。コロナ禍もあってアニメを視聴する機会が自然と増えたこともあるが、それ以上にアニメのクオリティが素晴らしいことに要因があるように思う。アニメ自体に興味を持つとともに、投資対象としても大きな魅力を感じている。

 

円安もあって訪日外国人が増加しているが、その中にはアニメやゲームがきっかけとなって日本に興味を持っている人も多いようだ。

この日本のアニメやゲームに関する知的財産は今後の日本における想像以上に大きな強みとなるのではないか。

 

だが、現状ではアニメやゲームがヒットするかどうかで映画会社やゲーム会社は業績が大きく変動してしまう傾向がある。そこでキャラクターを使ったグッズに力を入れるなど知財の活用により収益を安定化させる動きが活発になるかもしれない。

世界の作品・キャラ別の累計売上高では「ポケットモンスター」が1位らしい。高額なポケモンカードを巡って強盗などの犯罪が起きるほどに加熱している。こうした現象は知的財産のもつ影響力の大きさを物語っている。

 

知的財産は財務諸表に表れにくいが、継続的にキャッシュを生み出してくれる重要な資産だ。だがそれが株価に反映されているかどうか。もしかしたら過小評価されているかもしれない。投資家の観点からも企業分析で深掘りしてみる価値はあると思う。