投資狂日記

自由を追求するブログ

投資狂指数の作り直しを検討

今年は実験的に自分で成長株を中心とした投資狂指数という指数を作り、その推移を記録してきた。それを約1年続けてきて、いろいろ問題点が生じてきた。

 

まず、銘柄選別の基準に該当しなくなる銘柄が続出した。今年は成長株にとって厳しく、株価のみならず業績にも変調をきたした銘柄が多かったということでもある。では銘柄を入れ替えればいいかというと、そう単純にもいかない。基準に満たない銘柄には時価総額が大きいものも含まれていて、それを除くには同じくらいの時価総額で基準を満たす銘柄がないと指数の連続性が保てなくなる。かといって基準を満たす銘柄数を増やすとしてもかなりの数を増やすこととなってしまい、集計の手間がかかってしまう。

 

なのでこのままでこれ以上続けるのもあまり意味がなくなってしまった。それでも、自分なりの指数で推移を観測するという試みは興味深いと思っている。

 

そこで新たに指数を作り直すことにした。

考えてみれば、独自の指数なのだから自分の色をもっと出してもいいし、むしろそのほうが続けるモチベーションにもなる。ある程度の緩やかな基準で選別し、あとは自分の好みも反映して厳選した銘柄にする。要は、自分が投資したいと思う銘柄群だ。その銘柄群の時価総額合計を指数化する。

 

ということで銘柄を選別する準備を始めた。

大まかな基準としては以下のとおりにする。

時価総額は概ね5,000億円以下

ROEは10%以上

自己資本比率が高め

・無配ではないこと、かつ増配傾向であること

さらに独自色を出すために、

・事業内容に何かしらの優位性があるといえること(競合が少ない、市場シェアが高いなど)

を加える。これは個人的な観点でもあり、言い換えれば自分好みということでもある。

 

こうした基準を満たす銘柄は私の投資候補でもある。だから新しい指数に採用される銘柄群には現在投資している銘柄も含まれるし、将来に実際に投資することになるかもしれない。

となると銘柄数は必然的に絞られて、せいぜい20から30の銘柄になる。

 

ちょうど会社四季報の最新号が発売されたので、それも参考にしつつ長期的な観点から銘柄を選別したい。銘柄群は年内中に決定して、年末の時価総額を基準点とするつもりだ。

どんな銘柄群となるのか興味深い。