投資狂日記

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東証の市場再編の影響

東証は市場再編を行い2022年4月に新たな区分でスタートとなる。そして新たな区分への移行基準日である2021年6月30日が近付いてきている。

新たな区分においては流通株式数関連で大きな変更があり、6月30日時点で流通株式時価総額が100億円以上あるかどうかが判定される。この基準をクリアするため株式市場での株価変動に影響が出る可能性がある。実際、市場再編を意識してか立会外分売が増えてきているようだ。

 

この市場再編は株主構成や企業統治が変化する契機になるが、事業そのものがすぐに変化するようなものではない。だから市場再編の影響によって株価が下落したとしても一時的なものではなかろうか。業績には直接影響ないのだからこれはおいしいチャンスとなりうる。大きく株価が下がった銘柄はその理由を調べてみる価値はある。ただ、新たな区分により株価指数から除外されることで影響を受けることもありうるから、実際になってみないとわからない。

 

今日は日経平均株価が大幅に上昇し29,000円台を回復した。だが私の保有株はそれほど上昇していない。ここ数か月の間、業績の悪化など悪い材料が見当たらないにもかかわらず株価が冴えない銘柄がある。私の保有銘柄は時価総額が小さいものが多いこともあって、もしかしたら市場再編が影響しているのかもしれない。