投資狂日記

自由を追求するブログ

年収と資産のバランス

生活水準を測る基準として「年収」がよく用いられる。

結婚相手に求める「年収」とか、世代別の平均「年収」とか。

 

年収によって序列をつけたがるけど、「年収」にこだわりすぎているのではないだろうか。

たとえ年収が多くても浪費家であれば蓄えることができず、収入以上に浪費すれば借金に追われることになる。

逆に年収が低くても倹約家であれば徐々に資産を蓄積し、いずれその資産がとてつもなく大きくなるかもしれない。

 

長い目でみれば、年収だけでなく資産も同時に考慮に入れないと十分とはいえないのだ。いつまでも元気であれば働けるかもしれないが、いつまでも元気でいられる保証はない。今のようなコロナ禍という事態が発生して、突如働きたくても働けなくなったりもするのだ。

収入が絶たれた時にこそ資産のあるなしで明暗が分かれる。そして資産はすぐにはつくれない。収入の一部を継続的に資産に変換させていき、運用することで増えていく。

 

収入を資産へ変換させることができているかが重要なのだ。

資産への変換が早く進めば定年よりはるか前にリタイアできるかもしれないし、資産へ変換できなければ死ぬ間際まであくせく働くことになる。老後の心配をするのは、資産がないからだ。

 

もちろん年収が多いほうが資産を増やすスピードが速いから、年収を増やす努力は必要だ。また、資産を増やそうとして生活を慎ましくしすぎるのでは今を楽しめない。

年収と資産のバランスをいかにとるか。これには時間もかかわってくる。過ぎた時間は戻ってこないのだから、早くから考えておかなければいけないことだと思う。