投資狂日記

自由を追求するブログ

こんなときもあるさ

今日は大納会。日経平均はなんとか20,000円台で終えた。これで7年ぶりに昨年末から下落して終わったことになる。

株価は長期的には企業の業績に連動すると考えているが、たしかにアベノミクス以後の企業業績は向上してきたから、これまでの株価上昇は妥当といえた。それが今年は下落して終わったことから、企業業績も悪化する傾向にあるかもしれない。

もしそうだとしても、その悪化の程度がどれくらいのものなのかはわからない。最近の大幅下落でかなり弱気になってしまったかもしれないが、実際はそれほどでもないかもしれない。

 

投資をしていれば、こんな年はいくらでもあるのが普通なのだ。むしろこれまでが順調すぎた。これからは優れた企業とそうでない企業で差がはっきりしてくると思う。

 

個人的には割安な銘柄が一気に増えたと思っている。だから来年はさらに銘柄選択が鍵になるおもしろい年になるだろう。狙い目は、いつもどおり財務体質が強固な企業だ。自己資本比率が高く、ROEが高く、営業キャッシュフローが毎年着実に増加している企業は、たとえ一時的に落ち込んでも盛り返してくる力がある。

自分自身の資産運用でも、落ち込んだからといって悲観的にならず、徐々に盛り返す力強さを持ちたいものだ。