投資狂日記

自由を追求するブログ

投資で一番重要にしている指標は?

会社四季報が発売される時期になった。投資候補となる銘柄選びには大変便利で重宝する。

ところで、投資には様々な指標があるが、それぞれ投資家には重要視している指標があるはずだ。私も投資を続けてきたなかで、重視する指標も変化してきた。ただ一貫しているのはファンダメンタルの指標のみ考慮してきたことだ。いまだにテクニカルの指標については全くわからない。

 

そのファンダメンタル指標の中で、より重要視しているのは配当利回りだ。投資する際に参考にするが、それ以上に気にするようになったのが株式の取得価額ベースでみた配当利回りだ。

例えば、投資する際に配当利回りが1%だったとして、その株式を保有し続けた結果配当利回りがどう変化したかをみるのだ。業績が好調で利益が増えていけば配当も増えていく。そうすれば投資した時、すなわちその株式の取得価額をベースにして配当利回りを計算すれば2%になっているかもしれない。この配当利回りの伸び具合に注目するのだ。

 

試しに今の保有銘柄でもっともこの取得価額ベース配当利回りが高いのは、エーアイテイーで6.99%になる。現在の株価だと配当利回りは2.46%で悪くはないが、保有し続けることでこれだけ配当利回りが大きくなるのだ。こうなると年に約7%の利益を生むものをそう簡単に手放す必要がなくなる。手放すとしたら年7%以上の利回りを生むものでなければならない。これが長期の投資がうまくいっている例だと思っている。

 

これ以外の銘柄では利回りがまだ3%台が多いが、それぞれ業績は順調で増配の可能性も高いので利回りの向上はまだまだ見込める。

投資の面白さはこういうところなんだと改めて思う。