投資狂日記

自由を追求するブログ

銘柄選びの傾向

会社四季報秋号を一先ず読み終えた。いくつか新たに気になった銘柄を見つけ、色あせた候補銘柄と入れ替えていく。今後もさらに読み込んで、できるだけ候補銘柄を絞り込んでいく。

 

選ぶ銘柄の基本的条件は変わらない。財務内容が強固であること、着実に利益が成長していること、そして利益率が高いこと、そしてこれらが長く継続しうるものであることだ。だがそれ以外の条件はその時々の状況によって変化する。時には配当を重視したり、ある業種を重視したりする。

 

いま意識しているのは時価総額だ。時価総額が約1,000億円以下の企業を選んでいる。今後の成長性を重視していて、単純に時価総額の小さい企業の方が伸びしろが大きい。コロナ禍という逆風のなかで守りに入るのではなく、攻めに打って出る企業がいい。

 

会社四季報を見ていると、このコロナ禍で大きな打撃を受けている企業がいかに多いかがわかる。それまで堅実に利益がでていた企業でさえ一気に赤字になってしまう。落ち込んだとしても赤字までにはならない粘り腰の企業も存在する。そんな中に復活しそうな企業がある一方で、そのまま衰退に向かいそうな企業もある。コロナ禍は人の活動そのものが制限されてしまったところに特徴があり、リーマン・ショック時とは明らかに異なる。ということは人の活動が戻ってくれば急速に業績を回復させる企業もあるはずで、そうなりそうな企業にも目をつけている。

 

もうすぐ中間決算のシーズンがやってくる。その結果によってまた候補銘柄が変化することになるだろう。