ここ最近、日経平均株価は19,000円を上回って推移している。
緊急事態宣言が発令されて、感染者数の一層の拡大懸念とともに経済活動が滞ることが目に見えているはずなのに、妙に株価が底堅いのがかえって気味が悪い。かといって20,000円を超えるような勢いもない。今後の動向を固唾をのんで見守っているかのようだ。
決算発表で業績の見通しがついた企業は、たとえ内容が悪くともその事実を確認できただけで投資家にとってはプラスなのかもしれない。
でもやはり業績が落ち込むことが現実であり、それをこれから実感するようになれば、やはり株価にもその影響が現れてくる。
時が進めば事態が改善に向かうことも十分ありえることだが、それまでにはまだまだ警戒すべきことも多い。
来週以降、また再び強烈な株価下落が来ることを覚悟しておかなければならない。
4月はまだ3分の1が過ぎただけだ。
5月のゴールデンウイーク明けまではまだまだ長い。