投資狂日記

自由を追求するブログ

株価が動く要因

毎日株価を見ていると、なぜこうも動くのかと不思議に思うことがある。

動くのは何らかの理由があるわけだが、それは一つのことではなく様々なことが絡まりあって人々の思惑に影響し、株価に反映される。

 

では、様々なこととは何なのか。

ここで、様々なことのうち何に着目しているかによって投資家としての立ち位置が変わってくる。

マクロ経済の指標を気にしているのかもしれないし、日々のニュースから関連する銘柄を物色しているのかもしれない。また、決算発表などから将来の業績を予想しているのかもしれない。あるいは株式市場の売買動向しか見ていない人もいる。

 

私は業績推移を見ているが、仮に株価が業績推移にのみ反応して動くとしたら、株価が動くのは決算発表のときだけになるはずだ。業績が順調に伸びていることが決算発表によって確認されれば株価が上昇していく。逆に業績が落ちれば株価は下落する。厳密には投資家は将来の業績を予想してそれをもとに判断するから、その予想との乖離によって株価が上下することになる。でも長期的には株価は業績に連動して動いているといっていい。

 

ところが現実は業績のみならず様々な要因で株価が動いている。だがその動きの中で主に着目しているのが業績による動きなのであれば、業績要因以外の日々の動きを気にする必要はないのだ。業績が順調であれば、それが続く限り長期的に株価は上昇していく。それをじっくり待っていればいい。だから突発的に大きな変動があっても落ち着いていられる。もし業績要因以外で大幅に下落したのであれば、逆にそれがチャンスとなることもある。

 

闇雲に株価を追いかけるより、株価が動く要因のうち何に着目しているかを意識した方が行動に軸ができてブレないようになるのではなかろうか。