投資狂日記

自由を追求するブログ

芝浦電子株の軟調が続く

今日は日経平均株価が大幅上昇した。持株も概ね上昇したが、そんな中で軟調が続くのが芝浦電子だ。

 

芝浦電子はサーミスタのトップメーカー。サーミスタは温度が変わると電気の抵抗が変化する電子部品だ。温度が高くなると電気が流れやすくなり、温度が低くなると電気が流れにくくなる。サーミスタの電気の流れを見ることで温度を知ることができるわけだ。

このサーミスタは様々な製品に使われている。エアコンや冷蔵庫などの家電製品、給湯器などの住設機器、複写機などのOA機器、自動車のエンジンなど用途が多く、生活に欠かせない。

欠かせないけれど、目立たない。ROEは約10%で自己資本比率は約70%、キャッシュフローも健全で財務内容はいい。まさに私の好きなタイプの企業だ。

今年7月に初めて芝浦電子株を購入し、その後は株価も上昇していたが10月以降は下落傾向が続いている。市場環境が悪いことは確かだが特に固有の悪材料があるわけではない。時価総額が300億円に満たないほどで市場の流動性が高くないこともあり、地味なこういう企業の株価は下がりやすいのかもしれない。

予想PERは約12倍にまで下がり、配当利回りも約2%まで上昇してきている。割安感がだいぶ出てきたので買い注文を出そうと思ったが、今日は一先ず見送った。あともう少し我慢して株価が下がるまで待とうかと思っている。