投資狂日記

自由を追求するブログ

法人の証券口座

今年に法人を設立して主にオプション取引などをメインにしてきたが、これからは個別株を中心に取引していこうと考えている。そして法人であることのメリットを最大限に利用すべきということにもっと早く気づくべきだった。

 

法人の証券口座は、個人の証券口座と違い特定口座というのがない。必然的に一般口座となり、損益計算も自分でやらなければならない。まあ法人だから帳簿をつけなければならないので、結局自分で記録していくことには変わりない。長年経理の仕事をしていたのでその辺のところは慣れている。

その一方で大きいメリットがある。一般口座では譲渡益があっても譲渡益に対する所得税が源泉徴収されないことだ。税金を払う前に、所得税が発生しない範囲で自分に給与を払ったり家賃や水道光熱費など経費が計上でき、それでもなお利益が残っていたらそれに対して税金がかかることになる。

これまでずっと個人の特定口座で取引していたから、証券会社が勝手に損益計算してくれて源泉徴収もしてくれて確定申告も必要なかった。

 

だが、自分で記録しなければならないかわりに税金より先に自分の経費を計上できるというというのは大きい。やっていることは同じでも個人と法人で結果が異なるわけだ。これってよく考えると不思議だけど、このメリットを使わない手はない。

 

今のところまだ個人口座のほうが取引は多いけど、徐々に法人へと移していくつもりだ。ただ取引が多くなるとそれだけ会計処理も多くなることになるので、それがちょっと面倒ではあるのだけど。