投資狂日記

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コムチュア株がストップ安へ

先週にコムチュアの第1四半期決算が発表された。

売上は増収だったものの利益は減益となり、これはちょっと予想外だった。この決算内容を受けて今日のコムチュア株は急落し、ストップ安となった。

 

確かに決算内容は冴えないものだった。だがこのまま業績が落ち込んでいくのかというと、そう判断するのは早いと思っている。

 

決算短信によれば、増収減益となった要因としては不採算案件が発生したことによる粗利率の低下がある。労務費の増加やオフィスの増床費用といった先行投資もしており、それが減益につながった。そしてこの不採算案件の発生は一時的なものとしており、もしそのとおりならば粗利率は今後回復していく。

 

業績予想の修正もなく、増収増益を想定しており新型コロナウイルスの影響も限定的にみている。そして配当も若干の増加となっていることからみても、さほど心配はいらないように思える。

もともと成長が期待されている会社なので、ネガティブな材料が出ると株価が大きく下落する傾向がある。最近はやや高値で推移していたので、期待外れと捉えられたのだろう。株価が下落したといっても新型コロナウイルスによる急落以前の水準にある。

 

次の第2四半期決算でどう変化するか注視していく必要があるだろう。業績予想に届くか否か。もし下方修正となるとそれこそ大きな期待外れとなるかもしれない。