投資狂日記

自由を追求するブログ

アリアケジャパン・ユアサ商事・芝浦電子の決算発表

今日は持株のうち、アリアケジャパン・ユアサ商事・芝浦電子の決算発表があった。

 

まずはアリアケジャパン。

売上高は4.1%増、経常利益は8.4%増、子会社株式の売却による特別利益があったことにより純利益は105.9%となった。特別利益が発生することは前もって公表されていたので織り込み済み。問題は次期業績予想で、売上高は8%減、経常利益は10.7%減、純利益は50.8%減となっている。一見すると悪化しているのだが、子会社売却によって連結対象から外れることが影響している。なのでそれほど気にする必要もないと思っている。株式市場でも株価は上昇しているので悪材料とは見ていないようだ。いずれ売上・利益ともに右肩上がりに上向いていくと考えている。

 

次にユアサ商事。

売上高は6.9%増、純利益は9.4%増とまずまず。そして期末配当で設立100周年の記念配当が上乗せされることになった。もともと配当利回りが高かったところにさらにこの記念配当はうれしい。そして次期の業績予想は、売上高は1.3%増、純利益は10.6%増を想定している。地味ながら堅実な印象だ。決算発表が午後2時頃で、発表後に株価がじりじり上昇し始めた。先日までに急落していた反動もあるのだろうが、この株価上昇でも割安感は残る。

 

そして芝浦電子。

売上高は7.2%増だったものの純利益は9.9%減と増収減益だった。粗利率が低下しているのは気になる。棚卸資産が増えており、在庫状況も気がかりだ。営業キャッシュフローは増加しているが、借入金が増加して財務キャッシュフローもプラスになっている。セグメント別ではヨーロッパ向けが厳しい状況。一方、アジアとアメリカは堅調なようだ。

次期の業績予想は弱気。売上は何とか増収になりそうだが、利益面では引き続き減益予想となっている。ちょっと先行きが怪しくなっているので見切りをつけるか検討しないといけないだろう。