投資狂日記

自由を追求するブログ

運用状況を振り返る

ふと気づくと昨日時点で自分の資産評価額が過去最高額となっていた。会社勤めを辞め資産運用を中心にした生活にシフトし、資産を取り崩して徐々に目減りするものだと思っていたが、予想に反して増加し、しかも過去最高となったのは驚きだった。

 

だが、それも一時的なものであって、たまたまに過ぎない。現に今日の日経平均は下落しており、資産評価額に一喜一憂するのは無意味だ。

それでも過去の運用状況を振り返ってみることは損ではない。

ちなみに2018年の年末の運用状況は以下のとおりだった(現物株のみ)。

<現物株 評価損益率>
ウェザーニューズ 100株 68.87%
日進工具 1,000株 115.27%
ロゼッタ 800株 -6.67%
JACリクルートメント 500株 9.73%
コムチュア 900株 47.57%
エーアイテイー 5,700株 212.09%
芝浦電子 400株 -17.62%
ユアサ商事 300株 -19.13%
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人 10口 16.18%
星野リゾート・リート投資法人 2口 -10.66%
産業ファンド投資法人 8口 -10.72%
トーセイ・リート投資法人 11口 6.59%
ユナイテッド・アーバン投資法人 5口 3.71%

 

そして昨日時点では以下のとおり。

ウェザーニューズ 100株 108.53%
日進工具 1,000株 115.93%
ロゼッタ 800株 115.25%
コムチュア 1,800株 197.01%
エーアイテイー 5,700株 222.21%
芝浦電子 600株 -5.46%
ユアサ商事 300株 -9.61%
アリアケジャパン 200株 33.34%
エスティック 200株 0.83%
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人 8口 51.04%
星野リゾート・リート投資法人 2口 -0.01%
産業ファンド投資法人 8口 36.55%
トーセイ・リート投資法人 11口 28.3%

 

昨年末と現在の変化をまとめると以下のようになる。

ウェザーニューズ 68.87%→108.53%
日進工具 115.27%→115.93%
ロゼッタ -6.67%→115.25%
コムチュア 47.57%→197.01%
エーアイテイー 212.09%→222.21%
芝浦電子 -17.62%→-5.46%
ユアサ商事 -19.13%→-9.61%
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人 16.18%→51.04%
星野リゾート・リート投資法人 -10.66%→-0.01%
産業ファンド投資法人 -10.72%→36.55%
トーセイ・リート投資法人 6.59%→28.3%

昨年末は相場急落に見舞われ、かなり落ち込み悪い数字となっていた。

昨年末と比較するとやはりREITが軒並み上昇している。そしてロゼッタとコムチュアもかなり上昇したことがわかる。ロゼッタにいたっては評価損の状態から株価が倍以上になったことになる。米中貿易戦争などいろいろあったにもかかわらず、結構うまくいっているといえるだろう。

でもあくまで現時点での状態なのであって、また昨年末と同様の状態に戻るかもしれないし、さらに良くなることもある。

たった1年でもこれだけ株価というのは変動するのだ。でもいずれ業績に見合うように収れんしていく。

ジタバタせずにどっしり構えていればいい、と改めて確認できた。

 

支配と共感

昨日の日経新聞夕刊の社会面記事を読んでいて驚いた。

「職場モラハラ相談急増」

「神戸の教師同僚いじめで加害教諭を任意聴取」

「パワハラ原因で自殺したトヨタ社員に労災認定」

ハラスメントだらけだった。

 

こうしたことが起こるのは組織内の人間関係が「支配」で成立しているからだ。公式的に上下関係が決まっていたり、非公式的に生じる上下関係もある。いずれにしろ相手より優位な立場に立とうとする潜在意識が存在するからこそ、相手に対して無意識に攻撃的になる。

 

一方、ネット上での「いいね!」をはじめとして「共感すること」が重要になりつつある。いずれ組織の人間関係が、支配から共感へシフトしていくのかもしれない。

 

だが、この「共感」も一歩間違うと「支配」につながるのではないか。

つまり、共感する者同士が集まり、共感できない者を排除するようになるのではないか。さらには、排除されないように「不本意な共感」を強いられるようになってしまうのではないか。

共感するしないは自由意志のはずだが、それが同調圧力にさらされては支配と変わらない。

 

市場原理のいいところは、自分の意思を自分で貫けることだ。

大多数が売り手であったとしても、自分の意見が違っていると思えば買い手になることができる。それについて誰からも文句は言われないし、指図もされない。

売り手と買い手にそれぞれの考えがあり、それがぶつかり合うことで成り立つ。

 

そういえば、投資をするようになってからのほうが、いろんな考えがあることに気付くようになった気がする。