こういう危機的な状況になると、人の本性が現れる。
どういう振る舞いをしているか、じっくり観察しておくといい。
それで信頼に値する人か、付き合っていい人か、避けるべき人か、はっきりする。
これは企業でも同じだ。
「疾風に勁草を知る」
このブログでも度々使っているが、私の好きな言葉だ。
「後漢書・王覇伝」によると、後漢の光武帝が初めて義兵を挙げたとき、旗色が悪くなってくると帝に従っていた者たちは逃亡していき、最後まで残ったのは王覇だけで、そのとき帝が王覇にこの言葉を言ったという。
強い風が吹いたときに初めて、それに負けない強い草を見分けることができる。困難や試練に直面したときに、その人の本性がわかる。
さて、自分は勁草となれるだろうか。
そして勁草に値する企業を見分けたい。