先日、信用買いしていた原油ETFに少しばかり含み益ができたので欲張らず売却した。結構含み損が続いたので失敗だったかと思ったが、運がよかった。
さて、日経平均株価が再び20,000円を超えたという状況のなか、ギリシャがとうとう資金繰りに行き詰まるかどうか、瀬戸際まできているようだ。ギリシャの3年物国債利回りが30%台へ急上昇したという。
ただ、ギリシャがデフォルトしても自分の持ち株には大きな影響がないのではと考えている。むろん、一時的には市場の動揺から下げることもあるだろうし、厳密には今後の業績に全く影響がないわけではない。でもとにかくじたばたする必要はないということだ。
むしろ、狙っていた銘柄を買うチャンスとなるかもしれない。
それより、ギリシャがユーロ圏から離脱するのか、するとしたらどうなるのか、ということのほうが気になる。ギリシャ国民の大部分はもう財政緊縮策に我慢できないと不満がたまっている一方、ドイツをはじめとするユーロ諸国は支援の前提となる改革案を出せとギリシャにせまっている。ギリシャ国民の民意が反映されないのなら民主主義の意義が問われるし、かといって何も改善しようとしない国を救済することをユーロ諸国の国民が納得するわけもない。
加えて、ギリシャには中国やロシアが接近することも考えられ、むやみにユーロ圏から離脱されたら地政学的リスクが生じる。
非常に気になるのだが、いずれにせよ悲劇とならないことを願う。