投資狂日記

自由を追求するブログ

今年の秋は波乱となるのか

早いもので今年も9月になった。

株式市場は相変わらず不穏な空気が漂って参加者が少ない状態が続いている。

不穏な空気を列挙してみると次のようになるだろう。

・米中貿易戦争

・ブレグジット

・イラン情勢

・米朝関係

・日韓関係

・香港デモ

そしてそれぞれが相互に絡み合い経済にも影響が及ぶ。

米朝関係の背後には米中の対立があり、それは日韓の関係にも影響してくる。ここにロシアが絡んだりしてくるとさらにややこしくなる。

また、ブレグジットでも英国が強気なのは米国とEUが対立していることも背景にある。そしてイランへの対応を巡っても米国とEUは対立している。

 

これだけ懸念すべきことが多いと最悪のことも考えておかなければならない。

最悪のこととはこんなことだろうか。

英国がEUから強硬離脱し経済が大混乱とか、香港デモに中国軍が武力介入し米中貿易戦争からいよいよ米中の本当の武力衝突寸前まで行くとか。

頭ではこういうことが浮かんでも、実際にその影響がどうなるかを想像するというのは難しい。なんだかんだこんなことは起らないと楽観的に軽く扱ってしまう。

だが、「まさか」というのは起こるべくして起こる。

とくに英国のEU強硬離脱とそれによる混乱は起きてもおかしくないと思っている。そしてそれが世界に波及してドミノ倒しのように次々に懸念が実現してしまうことを恐れる。近頃の世界の流れが、そうなりそうだと思わせる方向に向かっているような気がしてならない。