投資狂日記

自由を追求するブログ

怠け根性

株主総会シーズンだ。先週からいくつか株主総会に出席するつもりでいたけど結局行かなかった。実は今日も行く予定だった。

 

行かなかった理由はいくつか列挙できる。

・天気が悪かった。

・開催時間が午前中で通勤時間帯の電車に乗りたくなかった。

 

なんのことはない。要は面倒くさくなったのだ。

 

初めて出席したロゼッタ株主総会は午後からの開催だったし、初めてということもあって興味があったから行動に移せた。だが、一度出席してしまうと出席することで得られるメリットが面倒くささを上回らなくなってしまった。午後からだったら行っていたかもしれない。もう体が通勤時間帯の人混みを無意識に拒絶し、面倒くささが前面に出てくるのだ。

 

こうして怠け根性がついていくのだろう。

と思いつつも、生活自体は規則正しくしているし、何の問題もないと言いきかせている。半年に1回歯医者に行くこともきちんと実行したし、夜更かしもほとんどしなくなった。今、ワールドカップが行われているにもかかわらずだ。

 

そうだ。怠け根性ではなく、ただ単に通勤電車が嫌なだけなのだ。あの苦痛さえなければ株主総会には喜んで参加したはずなのだ。

 

来年は株主総会で開催時間を午後にする株主提案でもしようか。でもその前に面倒くささを乗り越えて株主総会に出席しなければならない。

やっぱり面倒だ。

 

 

運がいい人

W杯で日本代表がコロンビア代表に勝ったことは世界を驚かせた。事前の予想では最も期待が低かったのだからなおさらだ。

 

この勝利には試合序盤で日本がPKを得た上に反則した選手が退場となるという出来事が大きく影響している。これは幸運といっていい。しかも願ってもそうそうない大きな幸運だ。

 

だが巡ってきた幸運をうまくつかむかどうかは別問題だ。日本代表は幸運をつかんだものの一時はそれを手放しそうになった。それを再び引き戻し勝利をつかみとったのだから十分称賛に値する。

 

さて、この勝利を呼び込んだ西野監督は運がいい人のように思える。運だけで結果がついてくるわけではないが勝負には運がつきもので、リーダーには運が必要なのだ。

西野監督アトランタ五輪で日本代表を率いていた時も優勝候補筆頭だったブラジルを破っている。このときも相手ゴールキーパーディフェンダーが連携不足でぶつかり合い、こぼれてきたボールを無人のゴールに押し込んだという幸運なものだった。ただ相手の連携不足であることが弱点であることを把握していて、西野監督がそこをつくように選手には指示していた。事前の準備があってこそあの運が巡ってきたともいえる。

 

不運な名将というのは存在せず、名将と言われる人はみな運がいいと司馬遼太郎は「坂の上の雲」で書いている。日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を破った東郷平八郎も運がいい人だったという。

 

このW杯で日本代表がグループリーグ突破にひとつ前進したことは確かだが、まだ道のりは険しい。アトランタ五輪でブラジルを破ったときもグループ予選で2勝したにもかかわらず突破できなかった。この点でいうと西野監督は運がなかったともいえるのだ。

今回はどうなるのだろう。

 

運を頼ってはいけないけど、物事には運がつきまとう以上運がいいことに越したことはない。