東日本大震災のときもそうだったが、ボランティアが駆けつけるだろうし、寄付金も集まるだろう。
日本には「困ったときはお互い様」で助け合ういい習慣がある。「寄付」というのもその一つだが、この寄付というお金の使い方が、災害の時だけではなくもっと日常的に行われるようになればいいのにと思う。
貧富の格差が拡大していることが問題とされるが、バフェットやソロスのような大投資家は莫大な金額の寄付を行っている。
お金の使い方には、投資と消費と浪費があると言われる。だがこれに寄付という行為を加えたらどうだろう。
景気対策として消費を増やそうとするが、それはお金の循環を良くすることで景気が良くなるからだ。それなら寄付が増えてその寄付を使うことでお金の循環が良くならないだろうか。無理矢理消費を増やそうとするよりいいのではないか。
税制などが変わらないと難しいかもしれないが、寄付というお金の使い方がもっと脚光を浴びてもいいと思う。