ホンダが「フィット」のハイブリッド車で5度目のリコールを国土交通省に届け出ました。この一連の問題の責任をとり役員報酬を一部返上するそうです。
ホンダといえば創業者の本田宗一郎氏から脈々と受け継がれるチャレンジ精神のある技術者集団というイメージを持っていますが、リコールが5度目というのはちょっと異常です。社内の体制になにか綻びが生じ始めているのでしょうか。
このところソニーやマクドナルドといった「衰退」を感じさせる企業が多くなってきたようにも思います。ホンダもこのままではその仲間に加わってしまうかもしれません。
ただ、こういった危機的状況を糧にして成長する可能性を秘めるのもホンダです。
株式市場はどう反応するのでしょうか。
同じホンダでもイタリア・セリエAのACミランの本田圭佑は絶好調です。彼も一時の不調から脱してきたのですから、ホンダにも底力を発揮してもらいたいものです。