投資狂日記

自由を追求するブログ

積み上げることの凄さ

将棋の羽生九段が史上最多タイの1,433勝目を挙げた。数多くのタイトルを獲得してきただけでも凄いが、この勝ちを積み上げてきたペースにも驚く。故大山康晴十五世名人は69歳で1,433勝に到達したが、羽生九段はまだ48歳。ここまでの勝率は約7割で、これも頭一つ抜けている。今後ペースが落ちたとしても、最多勝利数はかなり増えるだろう。

 

なぜこれほど羽生九段が強いのかは非常に興味がある。もちろん才能があるからなのだろうが、それだけでもないような気がするのだ。

負けたとしてもそれに引きずられず、すぐに気持ちを切り替えて次に望む楽観的精神。

特定の型にはまらず常に新しい手を考える探究心。

そしてそういった探究や試行錯誤を淡々とやり続ける継続力。

 

こうしたことは投資をするうえで見習うことが多い。

株式投資も将棋と同じように奥深いものだ。なにかわかったつもりにならず、常に謙虚でありたいと思う。

積み上げてきた実績を改めて見ると本当にその凄さがわかる。

 

株主総会シーズン

株主総会招集通知がたくさん届く季節になった。

先月は、ロゼッタの株主総会に参加したかったのだが、あいにく用事が出来てしまい出席できなかった。総会は経営陣の生の声を聴き、今後の業績の見方に役立てる貴重な機会でもある。昨年はロゼッタの業績の総会に出席し、業績が急回復する兆しを感じ取った。ロゼッタ株は最近下降線となっているが、総会に出席していれば実態をなんとなく感じる事ができたかもしれない。

特に米中貿易摩擦で景気が減速してきているだけに、経営陣が業績にどれくらい影響すると考えているかを知る手がかりになる。情報の中身だけではなく、話し方や身振り、声の調子など五感で感じるものは馬鹿にならない。

 

そんなこともあるので、できるだけ株主総会には出席したいと思っている。