投資狂日記

自由を追求するブログ

積み上げることの凄さ

将棋の羽生九段が史上最多タイの1,433勝目を挙げた。数多くのタイトルを獲得してきただけでも凄いが、この勝ちを積み上げてきたペースにも驚く。故大山康晴十五世名人は69歳で1,433勝に到達したが、羽生九段はまだ48歳。ここまでの勝率は約7割で、これも頭一つ抜けている。今後ペースが落ちたとしても、最多勝利数はかなり増えるだろう。

 

なぜこれほど羽生九段が強いのかは非常に興味がある。もちろん才能があるからなのだろうが、それだけでもないような気がするのだ。

負けたとしてもそれに引きずられず、すぐに気持ちを切り替えて次に望む楽観的精神。

特定の型にはまらず常に新しい手を考える探究心。

そしてそういった探究や試行錯誤を淡々とやり続ける継続力。

 

こうしたことは投資をするうえで見習うことが多い。

株式投資も将棋と同じように奥深いものだ。なにかわかったつもりにならず、常に謙虚でありたいと思う。

積み上げてきた実績を改めて見ると本当にその凄さがわかる。