投資狂日記

自由を追求するブログ

運用状況(2018/12/2時点)

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ

<現物株 評価損益率>
ウェザーニューズ 100株 93.20%
日進工具 1,000株 151.51%
ロゼッタ 1,000株 19.92%
JACリクルートメント 500株 35.77%
コムチュア 900株 107.03%
エーアイテイー 5,600株 256.29%
芝浦電子 300株 0.62%
ユアサ商事 300株 -2.15%
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人 10口 18.89%
星野リゾート・リート投資法人 2口 -8.77%
産業ファンド投資法人 8口 -12.92%
トーセイ・リート投資法人 11口 2.19%
ユナイテッド・アーバン投資法人 5口 10.10%

<信用買建 評価損益率>

ハブ 1,000株 -37.18%
太陽ホールディングス 200株 -33.52%
東京精密 300株 -31.33%
日精エー・エス・ビー機械 300株 -49.95%
竹内製作所 100株 -11.19%

 

株価は回復基調。個人口座のポートフォリオには変化なし。一方の法人口座については公表していないが、取引数は増えている。やはり売却益に源泉徴収税がかからない分、売買が増える。個人口座ではインカムゲイン重視、法人口座ではキャピタルゲイン重視でしばらくいこうかと思っている。

 

ビットコインのバブルは格好の教材

ビットコインの価格が11月に大幅下落し、仮想通貨ブームの前の水準に戻ったという。この下落で大きな損失を抱えている人も多いに違いない。

この短い期間にこれほどの価格が変動し、多くのにわか投資家を生み出したことから得るべき教訓はたくさんある。

 

ビットコインに投資した人はまさにバブルという現象を実体験したことになる。当然ながら巨額の利益を上げた人もいる一方で、大損した人もいる。この違いはなんだろうか。

大まかにいえば、ブームの前からビットコインを保有していた人と、ブームに煽られて参入してきた人の違いがある。ブーム前から保有している人はこのバブルによって大きな含み益が生じたことになる。一方、ブームになっていることを知り、儲かる欲望に駆られて参入してきた人は高値で購入したことになる。もうこの時点で半分勝負はついている。

そしてもう半分の勝負は、価格が高値にあるとき売却して利益を確定できたか否かだ。もし、もっと儲かると強欲になって保有し続けていれば、得られたであろう利益は幻となっただろう。高値で購入した人は、大きな損失を抱えることになった。実際に渦中にあって、いつ売却すべきか判断するのは非常に難しいはずだ。

 

「これはバブルだ」と冷静に判断するにはどうすればいいのか。

私はもともと仮想通貨には全く投資していないが、それには理由がある。それは仮想通貨は本質的な価値を測る術がないからだ。株式ならその企業の業績からその価値を自分なりに頭に浮かべることができる。自分が思い描く価値と市場の価格を比較して割高なのか割安なのかを判断するが、仮想通貨ではそれができない。もちろん株式でもバブルは発生するけど、これほど短期間で極端なことはない。仮想通貨は純粋に需給によって価格が決まっている。需要が殺到すれば価格がどんどんつり上がっていく。そこに本質的な価値との比較はなく、単に欲望が欲望を呼んでいるだけだ。そう傍から見ていたので、仮想通貨にはいっさい手を出さなかった。

 

では、これからはどうなのか。今のところ投資しようとする気にはなれないことに変わりはない。でも今後何らかの形で仮想通貨の価値を測ることができるようになるかもしれない。それは今までの常識とは違う観点からかもしれないし、そういうことにはとても興味がある。

現状では需給で価格が動いているから、需要が減ったところで買うという判断もあるだろう。また再び需要が極端に増え同じような現象が再現される可能性も十分にありうる。だけどあまり気が進まない。

やはり投資というのは価値を追求することなのだと思う。