投資狂日記

自由を追求するブログ

セブン銀行

含み損を抱えていた持株の一つであるセブン銀行がようやく含み益に転じた。

マイナス金利導入以来、銀行株は厳しい状況にあるが、セブン銀行も例外ではなかった。それまで含み益が膨らみ約2倍までなったが、その後みるみる下落し含み損を抱えるまでになってしまった。

そもそもセブン銀行株を買ったのは、通常の銀行とはビジネスモデルが異なっており、収益性も高いと考えていたからだ。含み損を抱えている間もその考えは変わらなかった。現に業績は良く、今後も成長すると考えていた。そして最近のトランプ効果もあるが株価が回復し、ようやく含み損から含み益に転換した。

だが、これからも保有し続けるべきかちょっと迷っている。というのもこのセブン銀行のビジネスモデルが今後も有効なのか確信が持てなくなってきたのだ。

今はATMを利用するのは当たり前だけど、それは現金を必要とする場面がまだまだ多いからだ。だがこれからはキャッシュレス化が進むことが予想される。またビットコインなどの仮想通貨も普及すれば、なおさら現金を使う機会が減るかもしれない。となればATMの利用機会も減少し、ATM利用による手数料収入は減少することになる。

そう考えれば、含み損がなくなったこの時期に売却し、新たな銘柄に資金を振り向けるほうが賢明ではないのか。

だが、セブン銀行もそういう事態は想定しているかもしれないし、それに対応する方策を持っているかもしれない。

それほど緊急性はないので、このことについて年内はじっくり考えてから行動に移そうと思う。

 

 

 

12月に入り中間配当通知が届く

12月に入り、セブン銀行とカカクコムから中間配当の通知が届いた。

この2銘柄は、奇しくも今のところポートフォリオの中で含み損となっている銘柄だ。他の銘柄は比較的堅調なのに相変わらずパッとしない。まあそれでも利益から配当をいただいているのだから良しとするべきだろう。

 

今日の日経新聞朝刊の記事で「毎月型投信の分配金の過半は元本から」というのがあった。そもそもいまだにこういった投信に人気があるというのが不思議でならない。「貯蓄から投資へ」というが、投資したのに手数料が取られたうえで元本が分配金として戻ってきているだけというのでは投資という名に値しない。しかも投資した本人がそれに気付いていない。まあ他人のことをとやかく言ってもしょうがないが、こんなに毎月分配型の人気があるのは何か別の理由があるのだろうか。

サラリーマンであれば毎月給料日に収入があるが、定年後にもそういう「決まった日に収入がある」という習慣が欲しいのかもしれない。不動産投資もそうだ。だがそのために多額の金額を投入するというのはとても危険だと思う。