投資狂日記

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学歴の価値

高収入を得て安定的な生活を送るには高学歴が必要だと思われている。確かにこれまではそういう傾向があったから概ね当てはまるのだろう。だが時代が変化して、学歴というものの価値についても変化する可能性があるのではないか。

 

インドや中国など海外では若年層の失業率が高く、高い学歴も意味をなさないような状態らしい。日本では人手不足ということもあって失業率は低いが、それが続く保証はない。今後はAIの影響が大きくなり、既存の仕事や職種がなくなる可能性もある。そしてそれまで高学歴人材がこなしていた仕事がAIに代替されれば高学歴人材が余ることになる。せっかく高い学歴があってもそれを活かす仕事がなくなるとなれば高い学歴も不要となる。すると無理してまで高い学歴を得ることのメリットが薄れることになる。

 

そうなると今過熱している受験競争も意味が薄れていくのではないか。受験競争を勝ち抜いたとしてもその先に大したメリットが存在しないのなら最初から別の道を探ろうとするようになる。

 

ただ学歴の価値が全くなくなるというわけでもないだろう。要は何を学び何を身に着けたかが重要であって、どこの大学を出たかどうかはどうでもよくなるということだ。極端にいえば、現在のような形で大学が存在するかどうかも怪しいのではないか。大学ではなく誰から学ぶかがより重要になり、その人物がたまたまどこかの大学にいたからそこに進学するということになるかもしれない。あるいはオンラインですべて講義を受けられるかもしれない。

そうなると学歴の価値というより学歴の意味が変わってくる。

 

今、私の娘は大学受験に向けて夏期講習を受けている。大学の入試も多様になっていて私の時代とは違うが、大学はランク付けされており学歴に対する見方は変わっていない。だが受験生はAIなど時代の変化を敏感に感じ取っているのではないか。

時代の変化と変わらない学歴への見方に挟まれて、一番戸惑っているのはおそらく受験生自身なのだろう。