投資狂日記

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美しさと醜悪さが入り混じるW杯

サッカーW杯の熱戦が続いている。

日本代表は敗退してしまったものの、世界的な評価は高まった。しかしそれ以上にその戦いぶりから世界を驚かせた国がある。アフリカ大陸の西の大西洋側に浮かぶ小さな島国カーポベルデだ。

 

カーポベルデはW杯初出場。その小国が決勝トーナメントに進み、優勝候補アルゼンチンと対戦した。アルゼンチンからすれば組み合わせに恵まれたと感じていたはずだ。実際、誰もがアルゼンチンが圧勝すると思っていた。カーポベルデ代表全員の市場価値を 合計してもアルゼンチンのメッシ1人の年間報酬に届かないというほどの圧倒的な差がある。

だが試合が始まれば何が起きるかわからないのがサッカーだ。カーポベルデの選手たちはアルゼンチンの名声にひるむことなく真っ向勝負を挑み、予想外の延長戦にまでもつれ込んだ。アルゼンチンは延長戦で何とか勝者になったが、もう動けないほど疲弊していた。

 

カーポベルデは強豪相手に健闘したことで日本と共通している。だがその戦い方はまるで違った。日本はブラジルに対して引いて守りに入ってしまったが、カーポベルデは真っ向勝負を挑み引かなかった。日本がしてほしかったような戦いぶりをカーポベルデは見せてくれたような気がした。W杯はこうした想定外の美しい名勝負が生まれるから面白い。

 

その一方、試合の外で醜悪な出来事が起きた。

トランプ大統領が米国代表選手の出場停止処分を見直すように要請したことが明らかになり、FIFAが実際に出場停止処分を延期する決定を下した。ルールを捻じ曲げようとするトランプ氏と、それを認めてしまうFIFAに世界中から批判が集まっている。

米国代表はベルギー代表に結局負けたが、もし勝ち進んだとしてもその正当性が疑われることになったであろう。選手もいい迷惑だったに違いない。

 

そもそもFIFAの腐敗は度々問題となっている。せめてW杯が白けないようにしてほしいものだ。