投資狂日記

自由を追求するブログ

トヨタの落日

長らく国内上場企業の時価総額首位だったトヨタがその座を明け渡した。追い抜いたのはソフトバンクグループ。さらに今日、キオクシアがトヨタを抜き2位に浮上というニュースが流れた。AIや半導体関連に資金が集まっている状況を象徴している。

 

時価総額ランキングの推移を見ていると産業の潮流が反映されていることがわかる。

2000年代初めはNTTドコモが首位だった。ITバブルが弾けるとトヨタが首位に立ちグローバル化の先頭を走った。そのトヨタが首位から陥落してソフトバンクグループやキオクシアが躍進していることは、AI関連の時代が到来したことを示している。

かつてはトップだったNTTドコモはNTTに吸収され、そのNTTは現在トップ10にも入らない。日産自動車やホンダは業績不振に陥り見る影もなく、トヨタもこのまま凋落の道を辿っていくのだろうか。

 

それにしてもキオクシアが2位にまで躍進するとは想像できなかった。ソフトバンクグループはまだしもキオクシアがここまで上昇するのをみると、いかにAI関連が強いかを思い知らされる。キオクシアはもともと東芝のメモリ事業が前身であり、東芝はすでに株式市場から退場してしまっている。もともとは一つの企業であっても一方は栄え、もう一方は没落していく。株式市場における時代の変化は想像以上に大きい。

 

こうした変化は絶えることがない。首位が入れ替わったとしても、それがいつまで続くかはわからない。トヨタがこのまま衰退していくかもわからない。これから思わぬ企業が下剋上してくるかもしれない。

企業の栄枯盛衰をうまく捉えられれば株式投資もうまくいくのだろうが、それもまた難しい。でもそこに面白味があるのも確かだ。