投資狂日記

自由を追求するブログ

自分なりの理論株価

日経平均株価が6万円台という水準になり、株価というものについて改めて検証してみる必要があるように感じる。つまり、現在保有している株式やこれから買おうとしている候補株式の株価は割安なのか割高なのか、また成長性はあるのかどうかだ。いつの間にか相場の勢いに流されて判断が甘くなっているかもしれず、今一度原点に戻ることも必要だろう。

 

株式を買おうとする時、将来的に値上がりするかどうかを判断する。つまり、将来の株価に対し現在の株価が低いと感じるからこそその株式を買おうとするわけだ。

その際、将来の株価と現在の株価の差をどう把握するか。ここが肝だが、これこそがはっきり解明できないからこそ様々な理論が編み出されるわけだ。

 

もっとも単純なのはPER(株価収益率)で割高・割安を判断することだ。PERが低ければ割安で高ければ割高とされる。だが、その数値の大きさだけで判断はできない。例えばPERが10倍だとしたら一般的は割安な水準といえるが、もしある企業のそれまでの平均的なPERが5倍程度で推移していたならむしろ割高になっているといえるかもしれないのだ。逆に現状のPERが高くても将来の成長性が高ければ割安と判断できる場合もある。PERで割安割高を判断することはそう単純ではない。

 

バリュー株とグロース株という分類があるが、突き詰めれば根っこは同じだ。つまりその企業の本質的な価値と現在の株価にギャップがあるという認識は共通している。ただその視点が割安度に向いているか成長性に向いているかの違いに過ぎない。

 

最終的には自分なりの理論株価を頭の中で描く必要がある。誰かに与えられるものではなく、自分で試行錯誤して探し出すものだ。そしてその算出方法は常に仮説であり、それを検証してアップデートし続けないといけないのだ。それが面倒だったり、やりたくないのであれば潔くインデックス投資へ向かうべきなのだろう。