年度末が近づき、今日は会社四季報の春号が発売される日だ。と言っても私の場合はオンライン版を利用しているので書店へ買いに行くことはない。
紙媒体のときは買ってきたその日から一心不乱に読み続けたものだが、オンライン版にしてからはスクリーニングで目ぼしい銘柄をピックアップして厳選することが中心になった。そして気になった銘柄があればすぐにチェックするようにしている。
紙でもオンラインでも候補となる銘柄にはあまり違いがない。選ぶ基準があまり変わっていないからだ。収益性が高いこと、業績が着実に伸びていること、利益の増加とともに配当も増えていること、事業内容に何かしらの強みや特徴があること、などをもとに選んでいる。特にここ最近では株価が上がりそうかどうかではなく、利益を継続して生み出し、それを蓄積しつつ配当も増やしていく地道な企業かどうかに重点を置いている。株価の動向よりも業績の推移を追いかけるほうが長期的にみて上手くいく可能性が高いと感じているからだ。そうやって選んだ企業は結果として株価も上昇してくるし、なにより年々の配当が着実に増えていく。
株式の評価損益は毎日変化するものだが、配当は確定したものが確実に手に入る。今日は含み益があったとしても、明日にはなくなっているかもしれないが、入ってきた配当がなかったことには決してならないのだ。
配当も業績によって増減するが、利益を毎期増加させている企業ならば減配する可能性は低いわけで、そういう企業を見つけることは株価の先行きを予想するよりはるかに容易だ。
今後もイラン情勢やトランプ大統領の言動に振り回されるだろうが、それによって動く株価の乱高下に付き合う必要はない。そんなことよりも個々の企業が何をしていてどう稼いでいるのか調べ、これまでの業績の推移と今後も利益を生み出し続けられそうかを四季報を読みながら考える。
そういう意味でも今日が四季報の発売日なのは絶妙なタイミングといえるかもしれない。