衆院選は自民党の圧勝だった。そして立憲民主党出身の有力議員が軒並み落選したのは時代の変化を象徴している。中道に首相を任せられそうな人物がまったく見当たらず、若年層にとっては選択肢にすらならなかったのだろう。
今後への期待は最高潮に達している。株式市場はお祭り騒ぎだ。
問題はこの宴がいつまで続くかだろう。
為替は通貨当局による介入を警戒してあまり動いていない。金利も今のところ小動きにとどまっている。
野党が壊滅的な状況になったため政府与党は政策を進めやすくなるが、今後はマーケットの動きが制約要因となる。
国内の民意によって支持された政権と世界中の投資家が集まるマーケットが対峙することになるわけだ。むしろグダグダの野党よりもこの構図のほうがいいのかもしれない。
自民党が圧勝したとはいえ、その自民党内が一枚岩というわけでもない。自民党が勝ち過ぎたことがどう影響するか。
民意を重視するか、それともマーケットの動きを重視するかによって対立が生じるかもしれない。将来的には自民党が分裂して2大政党となることもありえるのではと妄想したりする。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。
勝ち過ぎたことによる熱狂が変なところへ向かう危険性とも隣り合わせであることは自覚しておきたい。