投資狂日記

自由を追求するブログ

ガラガラポン

年明けから世界中で大きな動きが続いている。

前に「タガが外れていく世界」という記事を書いた。

 

www.crazy-investor.jp

 

タガが外れれば何でもありの世の中になる。

こんな状況になったのは、多くの人々がガラガラポンしたい衝動に駆られているからではないか。

 

ガラガラポン」とは、現状を一度白紙に戻してゼロからやり直すことを意味している。福引の抽選器をガラガラ回してポンと玉が出ることが語源で、昭和のおっさん世代が職場でしばしば用いることから「おっさんビジネス用語」の一つとされているらしい。

 

社会のあらゆる物事が行き詰まったり複雑になったりしてにっちもさっちもいかなくなり、もうガラガラポンしたい、するしかない、と思い詰め始めている人が増えてきている気がする。

 

高市首相もその一人なのか。衆院解散に踏み切ったが、選挙というのもガラガラポンの一つといえる。

これまでも選挙によって状況が一旦リセットされ刷新されてきた。だがそれによる変化の実感はずっと薄いままだ。経済政策も政権が代わるたびに大掛かりな対策が打たれたが、長期的に見て十分に効果が上がっているとは言えない。だからこそ「責任ある積極財政」というガラガラポンが叫ばれる。財政を拡張すれば物事は全て解決するかのように主張し、進行している円安も金利高も市場が間違っていることになるらしい。ちょっと前までは金融緩和すれば物事はすべて解決すると言っていた気がするが、気のせいか。もし積極財政で状況が好転しなかったら、次のガラガラポンは何になるのだろう。

 

日本だけではなく世界の国々で、鬱憤の蓄積がより大きなガラガラポンを求めるエネルギーとなり世界中を覆い始めている。

 

何が起きてもおかしくない時代に入った。

これまでの秩序は破壊されつつある。

そして何かが起きれば市場も敏感に反応するようになるし、変動幅も大きくなるだろう。さらには市場が機能しなくなることも考えないといけないかもしれない。

 

状況はゆっくりと進む。だが数年後には世の中が一変している可能性がある。

ゆでガエルにならないよう世の中を観察し続け、自分なりに考え続けることが肝心だと思う。