投資狂日記

自由を追求するブログ

見限った投資先企業の特徴(その1)

私は長期的視点で株式投資をするので株式の保有期間は比較的長いほうだ。それでもむやみに長期間保有しているわけではなく、保有する意義が薄れたと判断すればさっさと売却してしまうこともある。

 

過去にも株式を長期間保有できることを期待して取得したものの、思ったよりも短い期間で見限った企業も結構ある。そうした企業の特徴はどんなものなのかいくつか挙げてみる。そしてそれらの企業は現状どうなっているか。

 

今回はメタリアル(旧ロゼッタ)。

この企業は人工知能を活用した自動翻訳サービスを提供する企業だ。企業ミッションとして「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」ことを掲げていて魅力を感じて投資した。業績も拡大傾向であり株価上昇の期待は大きかった。ところが次第に雲行きが怪しくなっていく。業績が伸び悩むようになりはじめたこともあって保有していた株式は売却した。というのも経営が迷走しそうな気配を感じたからだ。自動翻訳以外の分野に力を入れ始め、特にメタバースを前面に押し出すようになった。 メタバースで収益化は難しいのではないかと思っていたが、案の定業績は落ち込んだ。メタリアルと社名変更した後も業績が低迷していて、資本を食い潰している状態だ。現在の株価も最高値から約10分の1にまで下落している。

 

この企業は自動翻訳サービスを徹底的に磨いていけばこんなことにならなかったかもしれない。企業ミッションに惹かれて投資したが、そのミッションが曖昧になってずれていくのは経営が変質していく前兆でもある。

こうした変化に敏感になることは長期投資をするうえでその後の教訓となっている。