投資狂日記

自由を追求するブログ

トリプル安という「日本売り」

昨日は株安・円安・債券安のトリプル安となった。

高市新総裁誕生前の円相場は1ドル147円ぐらいだったが、今では155円まで円安が進んだ。長期金利もじわじわ上昇し続けている。そして上昇の勢いがあった株価もここへ来てブレーキがかかった。懸念していたことが表面化しつつある。

 

マーケットは高市政権の積極財政を懐疑的に見ているのではないか。

高市首相と日銀の植田総裁が会談を行ったが、首相から金融政策への要望はなかったという。もし、この会談で首相が日銀の利上げについて否定的な意見を出していたならば、さらに円が売られることになったかもしれない。首相もさすがにそれはまずいと感じていたのだろうか。

 

今後は総合経済対策の規模が焦点になる。規模が小さければ経済対策への本気度が疑われるし、かといって規模が大きくなりすぎれば財政悪化が懸念されてさらなる円安や金利高を招くことになりかねない。

 

それでもおそらく経済対策の規模は大きくなるだろう。

日本国民のためを思ってのことだが、それがかえって「日本売り」を呼び寄せるという皮肉。

いや、政治家は国民のことなど本当は考えていない。考えているように見せているだけだ。所詮大事なのは自分の政治家としての議席であって、それを維持するために国民に甘い言葉をささやき続ける。そして多くの国民もそういう政治家を後押ししている。国家財政という他人の財布がどれだけ痛もうとも知ったこっちゃないのだ。

 

この流れはさらに加速しているとみている。

止めようにも止まらなくなる。

責任ある積極財政といっていても、「やむを得ない」といういかにも苦渋の決断みたいに装う非常に便利な言葉が出てきて、いずれは無責任な財政膨張へと変質していくだろう。そして日本はますます安売りされ、貧しくなっていく。

 

そうした中で投資をしつつ、自分の生活を防衛しないといけない。