今日も日経平均株価は上昇している。だが私の保有銘柄はそうではない。他にチェックしている候補銘柄も同様だ。よくよく見てみれば東証株価指数TOPIXはマイナスだったりする。
日経平均株価は上昇しているのにTOPIXは下落という乖離がしばしば起こり、日経平均株価とTOPIXの歪みを示すNT倍率という指標すら存在する。
これは日経平均株価に採用されている特定の銘柄が大きく影響しているからだ。今日でいえばアドバンテストが急騰しており、その影響が強く出ているのだろう。
アドバンテストも含めいわゆる値がさ株の動向が大きく影響してしまうことが日経平均株価という指標の弱点ともいえる。
日経平均株価が50,000円という節目を超えたことは確かだが、これを素直に喜んでいいものなのだろうかと疑問に思ってしまう。
TOPIXよりも日経平均株価が優位になってしまうのは歴史的な背景もあるのだろう。先物やオプションなどの金融商品も日経平均株価である日経225のほうが活発に取引されている。
だがそろそろ指数として合理的なTOPIXをもっと活用するようにしたほうがいいのではなかろうか。米国株ではあのS&P500という強力な指数がある。東証も市場区分再編を契機にTOPIXの見直しを進めているので、今後はTOPIXが使われるようになっていくことを期待したい。
日経平均株価の上昇しても実感が湧かないのはそもそも日経平均株価が歪んでいるからで、それにミスリードされないことも大事なのだろう。