投資狂日記

自由を追求するブログ

日経平均株価が5万円になるのはいつか

日経平均株価が最高値を更新している。これ自体は喜ばしいことであるが、一方で株高となっている割には日常生活にさほど影響がないと感じている人も多い。

 

これは単純に言えば株を持っていない人が多いからだ。

株を持っていないのだからいくら株高になろうと関係ない、となる。そして企業業績が良くなって給料が上がることをひたすら待っている。

ここで株高で株を持っている人と給料が上がるのを待っている人とで時間差が生まれ、そこから経済格差となる。

 

なぜ株式投資を怖がる人が多いのか。

やはりバブル崩壊の印象が強烈だったことが影響している。これがその後の日本経済を萎縮させ続けてきた。

 

「羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)」という故事がある。

羹(肉や野菜を煮た熱い汁物)を食べたら、とても熱くて懲りたので、冷たい食べ物である膾(生肉の刺身)を食べる時にまで息を吹きかけて冷ましてから食べようとしてしまう。

つまり、ある失敗に懲りて必要以上に用心深くなり無意味な心配をすることをいう。

 

バブル崩壊を経験した日本人はまさにこの故事の通りだったと言っていい。バブルという失敗に懲りて、損しないように、失わないようにと過剰なほど用心深くなり、カネを抱え込むだけで活用せず、結局そのために30年という年月を失った。

 

だがその無意味な用心深さがようやく薄れつつある気がする。

株式投資をする人も増えて、株高による恩恵を受けるようになっている。

 

むろん、適度な用心深さは必要だ。

ただ、これまでが過剰に警戒し過ぎていたのだ。景気が悪い、経済状況が良くないと言っては世の中にカネをばらまいてきた。それがカネ余りを生み、貨幣の価値はどんどん低下している。株高の背景には貨幣価値の低下がある。

 

ちょっと前までは日経平均株価が5万円になることは想像できなかった。

だが今ではそう遠くない日に実現すると想定しても荒唐無稽だとは言えないだろう。