投資狂日記

自由を追求するブログ

安いニッポンから貧しいニッポンへ

海外から見れば、日本のあらゆるものが安く見えている。しかも質はいいものばかりだ。魅力的な観光地と美味しい食事、そして街は清潔で治安がいい。そんな日本が破格の値段で楽しめるのだから人気が出ないわけがない。これはアベノミクスによって異次元の金融緩和が行われ円安が進んだことに起因している。インバウンドという言葉が定着し、経済にもプラス材料とされてきた。

 

そんな外国人観光客を歓迎していた雰囲気も変わりつつあるように感じる。あまりにも人気がありすぎてオーバーツーリズムという問題が生じていることもある。だが、押し寄せる外国人が豪遊している姿を見て、日本人が貧しくなっていることを自覚し始めたからではないか。

 

外国人は観光で楽しそうに過ごしているのに、日本に住む自分たちは食料品の値上がりなどで日々の生活すら苦しいという落差を目の当たりにしているわけだ。

もう「安いニッポン」から「貧しいニッポン」になりつつある。

 

そして貧しくなっていくニッポンで何が起きるか。

「貧すれば鈍する」という諺がある。

貧しくなると生活の苦しさから精神的な働きや判断力が鈍っていく。物事を考える余裕がなくなり、心が貧しくなってしまう。

 

そんな兆候があらゆるところに見え始めている気がする。

これからじりじりと進行していくのだろう。

 

でも「窮すれば通ず」という言葉もある。

行き詰まって困りきった状況に追い込まれると、かえって思いがけない活路が開けてくる。

逆転のチャンスを見出す発想の柔軟性は持ち続けたいものだ。