歴史を学ぶ意味は何か。それは変化する世界にあって決して変わらないものを知ることにあると思っている。その決して変わらないものこそ人間の行動原理であり、その重要性を説いた本を読んだ。
人間の行動原理を知ることは投資をする上で役に立つ。そう思ってこの本を読み始めたが、むしろ生きていくうえで知っておく必要があることが網羅されている。
現在、世界は混沌としていてこの先どうなっていくか予測がつかないことばかりだ。そして日々の生活も脅かされていく。
だがそれは昔からそうなのだ。人々は貪欲であり、恐怖心を持つ。どんな栄華を誇った人物も国もやがて衰え、また新たな時代が始まり、現在に至っている。その変わりゆく世界の中に変わることのない人間の行動パターンこそ歴史の偉大な教訓となる。
歴史に興味がない人は歴史から学ぶことをせず、身の回りの自分の経験からしか学ばない。だがこの本を読めば、歴史から抽出された人間の行動原理というものを知ることができる。
そしてそれは今後生きていくうえで軸となる。将来の予測はできなくても、人間の行動を予測することができれば世の中をうまく渡り歩いていけるだろう。
