石破首相が退陣する。いっそのこと破れかぶれで衆院解散すればいいのにと思ったが、さすがにそこまでする破天荒さは持ち合わせていなかったようだ。
自民党の分裂を回避したかったようだが、もはや国民は自民党を冷ややかに見ている。次の総裁に誰がなっても状況が劇的に変わることはなく、ゴタゴタが続いていくのではないか。もはや自民党の終わりの始まりかもしれない。
それで今後がどうなるかちょっと考えてみたい。
自民党の新たな総裁が決まったとしても少数与党であることには変わらない。どこかの政党を連立政権に組み込まない限り安定しない。逆に言えばどこかの政党がキャスティングボードを握ることになる。かといってその政党の言いなりになるわけにもいかず、その他の政党へ働きかけることで牽制することになる。結局は石破政権と同じような状態が続く。すると政策の進行は遅くなり、国民の不満は増大していく。
やはり多党制が問題だという認識が広まり、政界再編の機運が出てくる。各政党が分裂・解消して新たな大政党を作る動きが出てくる。自民党という看板もなくなるかもしれず、残ったとしても中身は大分変化しているのではないか。そしてその新政党のもとで衆院の解散総選挙が行われ新たな政権が誕生する。
もしこうなるなら、新政権誕生までは数年かかるだろう。ただ、この間の世界情勢が大人しいままとは思えず、不安定な政権のまま翻弄されることになる。
こうなるかどうかはともかく、投資家としてはどう行動すべきなのか。
世の中の空気的には財政拡張的な方向に行きそうな気配だ。それによってインフレがさらに加速するとみている。早速為替相場は円安へ動いている。株価にとってはプラス材料となるが、インフレへの対抗策として株が選ばれている側面もあるのではないか。金(ゴールド)などの貴金属価格の上昇も続いており、インフレへの備えが重要になると思っている。