投資狂日記

自由を追求するブログ

余裕と幸福度

バイクに乗るようになってから気づくようになったことがある。

それは渋滞時などにバイクがすり抜けていくことだ。クルマを運転している時はそれほど気にならなかったが、バイクに乗っていると頻繁にすり抜けに遭遇する。むろん、すり抜けは必ずしも違反行為とはいえない。でも私自身はわざわざ危険を冒す必要もないと考えているので、原則すり抜けはしないことにしている。

 

ではなぜすり抜けをするのか。

おそらく「急いでいるから」という理由なのだろう。

急いでいるということは時間に余裕がないということだ。

 

では時間に余裕があったらすり抜けはしなくなるのだろうか。

 

そもそも余裕とはなにか。

余裕とは、必要以上に「余り」があることだ。そしてこの「余り」にもいろいろある。

金銭的な「余り」

時間的な「余り」

空間的な「余り」

そして心の「余り」

 

この「余り」がないとどうなるか。

すなわち余裕がない人には、

すぐに怒る
攻撃的な言動が目立つ
常にイライラしている
優先順位をつけられない
判断が雑
他人に嫉妬しやすい
物事を楽しめない

といった特徴がある。

クルマで煽り運転する人や、店員に怒鳴り散らすクレーマーなどは典型的だ。

そしてこういう人は残念ながら幸せそうには見えない。

 

逆に、余裕のある人は冷静で落ち着いていておおらかだ。

おそらく幸福度も高いはずだ。

 

余裕があると幸福度が上がる。

逆に余裕がなくなると幸福度は下がっていく。

 

ただ、余裕の水準は人によって異なる。ある人はたっぷりの余裕が必要かもしれないし、ある人はわずかな余裕で事足りるかもしれない。

過ぎたるは猶及ばざるが如し。

余裕がありすぎてもそれはそれで問題となるのだろう。

 

肝心なのは余裕を失わないようにすることだ。

余裕のある人は魅力的に見えるものだし、自分もそうなりたいと思う。