最近気付いたことがある。
今年はなぜかあまり花粉症の症状が出ないことだ。
今年の花粉の量は多いようだから、くしゃみや鼻水、目のかゆみの症状が出るはずなのだが、それがあまりない。もともと薬を服用するほど花粉症の症状が酷いわけではないけれど、少しでも症状が出てくるとやはり不快になる。
今年はその不快と感じたことがほとんどないのだ。
なにか特別なことをしているわけでもない。
かといって自然に花粉症を克服したわけでもないはずだ。
去年までと違うことといえばバイクに乗り始めたということだ。
バイクに乗るようになって電車を利用することが激減したのだが、もしかしたらこの影響が大きいのかもしれない。
というのも、電車に乗るには駅に行かねばならず、その駅は大勢の人々が行き交っている。必然的にホコリなどが舞い上がっていて、知らず知らずそれを吸い込んでいる。それが花粉症の症状に影響しているのではないか。
バイクに乗るようになったことで人混みの中にいる機会が減ったことは確かだ。そういえば昨年秋にインフルエンザの予防接種をしなかったが、風邪すら引かなかった。コロナ禍の時もそうだったが、人混みを避けることは想像以上に効果があるように思う。
それにバイクに乗るときはフルフェイスのヘルメットを着用しているので、それが花粉を吸い込まないようにしているのもあるのだろう。
そして人混みにいることは少なからずストレスになる。
不機嫌な表情をしている人も多いし、スマホ歩きしている人が通行の妨げになってイライラさせられることもあったりして心身ともにストレスがかかる。
そのストレスから解放されたことも大きい。それが免疫力の低下を防ぐことにつながるのだろう。
そしてバイクで走る爽快感はストレスを発散してくれる。
意外なところにバイクによる効果があったことに驚く。
単に思い込みだけかもしれないけど。