投資狂日記

自由を追求するブログ

新年度に向けてこの春に読みたい本

先日は関東でも雪が舞い真冬の寒さだったが、春分の日を境に本格的な春がやってきそうだ。桜の開花も気になるこの時期は読書するのにもいい季節なので、この春に読んでみたい本を選んだ。

 

まずはこれ。

奇想天外な発言でも知られる成田氏の新著。彼の凄いところは難しい言葉を使うことなく難しいことを説明してしまうことだ。現在の資本主義が22世紀にはどういう姿になっているのか凡人には想像がつかないが、現在進んでいる傾向からすればある程度想像できるのだろう。「お金」というものの本質についても考えるきっかけになりそうな1冊。

 

次にこれ。

私も働かないおじさんの一人であるため非常に興味深い。資本主義を生き延びる術とはどんなものなのか。私なりに漠然としながらも抱いていることに近いのかどうかこの本で確かめてみたい。

 

さらにこれ。

日銀総裁が植田氏になり異次元緩和は終止符を打った。この異次元緩和について批判的な立場から論じた1冊。

 

最後にこれ。

警察小説でありながら経済小説でもあるらしい。説明文を読むとどうやら主人公のモデルはYouTubeでも有名なあの経済学者ではないかと想像してしまう。ちょうど財務省解体デモが話題になったこともあって内容が気になるところ。

また、先に挙げた「金融緩和の罪と罰」と対比して読んでみると面白いかもしれない。

 

この暖かい時期は本を読んでいると眠くなってしまうかもしれない。でも外に出れば花粉が飛び散っていることもあり、部屋の中で静かにまどろみつつ本を読むのもまた優雅な時間の使い方ではないかと思う。