バイクの免許を取ったこともあり、バイクに興味が出てくると投資家としては当然ながらバイクに関連する企業が気になってくる。
バイクに関連する上場企業といってもそれほどない。
バイクのメーカーとしてホンダを筆頭に川崎重工、ヤマハ発動機、スズキがある。
ヘルメットではSHOEIが有名だ。あとはバイク用品のデイトナがある。
それに中古バイク販売のバイク王&カンパニーがあり、イエローハットの子会社にバイク館がある。
バイク業界は比較的規模が小さいといえるが、コロナ禍では密を避けるためバイクがブームとなった。それも落ち着いてきて、今度は電動化という波が来ている。
近年、排気量50CC以下のいわゆる原付の販売が低迷し、かつ排ガス規制強化もあって、メーカーは原付の生産終了を打ち出している。ホンダがスーパーカブ50の生産を打ち切ることが発表されると話題となった。
バイクは日常生活で必要な人もいる一方で趣味性の高い乗り物でもある。業界自体は小さいものの、自動車業界全体のトレンドや法改正、消費者のライフスタイルの変化などが影響を及ぼす可能性がある。
そしてその変化が投資の観点からは魅力的なものにもなりうる。
やはり日常の身近なところから投資のネタを探ってみることは重要だ。そこから興味深いことを発見できるかもしれず、それに気付いている人は少ないかもしれないのだから。