昨日から東証の取引時間が30分延長されることになった。取引の利便性を高めることになり、一般的には歓迎されている。
ただ、恩恵があるのは主に短期投資家だろうし、私のような長期投資家は取引自体が少ないためあまり影響はないように思える。
影響があるとすれば決算短信などの情報公開時間だ。これまでは取引終了後の午後3時以降に決算発表されることが多かった。取引時間が延長されることで情報公開時間がどう変化するのかは気になる。
これまでのように取引終了後に情報公開されるとなれば、公開時間が後ろにずれるだけだ。公開時間が遅くなるとはいえ、この場合はさほど影響はないだろう。
しかし取引時間中に情報公開されるようになるなら、その直後から株価が激しく動くこともありうる。もし情報の取得を忘れていたり、遅れてしまった場合には思わぬ損害を被ることになるかもしれない。情報の公開時期は企業によってもまちまちであるから、個別企業ごとにある程度把握しておく必要があるだろう。
私の保有銘柄もこれから決算発表がある。
情報公開の姿勢に変化があるのか、忘れずに把握しておきたいと思う。